今や中国語を勉強する方法はたくさんあります。費用がそれほどかからないものから、かなりの費用が掛かるものまでいろいろあります。

このトピックではそれぞれの勉強法のメリットとデメリットを比較してご紹介します。自分に合った中国語を判断するお役に立てると幸いです。

ラジオやテレビの中国語講座

  • メリット
    • 無料で始められる
    • 数百円ほどで教材が手に入る
    • 録画録音すれば何度でも聞くことができる
  • デメリット
    • 自分の発音が合っているのかわからないので、変なクセが付く可能性がある
    • 4月や9月などの番組開始のタイミングを逃すと初心者には難しくなる
    • レッスンの進行が早いので、ついていくのは大変

NHKのラジオ中国語講座やテレビ中国語講座は、中国語をやってみようと思ったらすぐに聞いてみることができるので手軽です。扱われている内容は基礎的かつ充実しているので、もしも一年分のラジオ講座の内容を100%自分に落とし込むことができれば、会話や文法で困ることはありません。

内容が充実しているがゆえに、膨大な量の情報をこなすので授業のスピードがかなり速いです。ただ聞き流すだけでは、すぐについていけなくなってしまいます。ラジオの中国語講座の新しいクールが始まるタイミングで聞き始めれば発音や声調の基礎から勉強できますが、最初の一か月を逃すと初心者には厳しくなります。

テレビ中国語はさまざまな中国語レベルの人を対象にしているので、まったくの初心者には難しいかもしれません。

おすすめする活用方法としては、ほかの勉強法と組み合わせながら、ラジオテレビ中国語を聞くという形です。特にテレビ中国語講座は、純粋に番組として面白い内容になっていて、中国そのものに対する理解を深めることもできます。

YouTubeの無料動画や無料メルマガ

  • メリット
    • 無料で見られる
    • ネットがつながればどこででもみられる
    • 授業形式になっているものだけではなく、いろいろなコンテンツがあるので飽きない
  • デメリット
    • 動画を見るだけでは自分の発音が正しいかどうか分からないので、変なクセが付く可能性がある
    • ネット動画だけで中国語が話せるようになるのは難しい
    • 系統だった教材がない

YouTube(ユーチューブ)などのネット動画を使えば楽しみながら中国語に触れることができます。中国語の解説動画も豊富で授業形式になっているのもありますし、発音を解説してくれる動画もあります。

ラジオ講座や参考書を使った独学すべてに言えることですが、動画や音声を聞いて真似してみても自分の発音は本当に合っているのかどうか、確かめる方法がありません。

中国語は発音が独特で、声調といわれるアクセントが違うと単語の意味がかわることがあります。中国語では発音は極めて重要ですが、中国語学習の初期に独学で発音を身に着けると、へんな発音のクセが付いてしまいます。いったんクセが付いてしまうと、後から正すにはかなりの時間と労力がかかってしまいます。

無料のメルマガ等を発行している教室もありますが、それを見るだけでは中国語を話せるようにはなりません。無料のメルマガやユーチューブが悪いというわけではなく、まったくお金をかけずに言語を習得するのはほぼ不可能だからです。

ユーチューブ動画やメルマガなどの無料教材はメインの学習教材ではなく、文法や発音の仕方など分からないところを補足して勉強する補助教材的な使い方をするといいかもしれません。また音楽やドラマなど、エンターテイメントとして中国語を楽しんで触れるために使うのも良い方法だと思います。

中国語参考書

  • メリット
    • 1000円前後で手に入り内容が豊富
    • CDが付いているものも多く、リスニングを鍛えるのにも役立つ
    • 自分に合った難易度で勉強できる
  • デメリット
    • 自分の発音が正しいかどうかわからないので、変なクセが付く可能性がある
    • 今の自分に必要な教材を見つけるのが大変
    • 教材を最後までやりきって、内容を自分のものにするにはかなりの努力が必要

比較的安価に手に入り、様々なニーズに合わせた教材があります。初心者や中級者以上向けなど中国語レベルに合わせた教材、中国語検定やHSKなどテスト対策用の教材、旅行会話やビジネスフレーズなどのシーンに合わせた教材など、勉強する人に必要な教材を選ぶことができます

ほとんどの中国語教材にはCDもしくは音声ファイルが使えるようになっていて、リスニング力を鍛えるのにも非常に効果的です。

豊富な種類の教材はメリットでもありますが、自分にピッタリな教材を選ぶのが難しいというデメリットにもなります。必ずしも初心者用の書籍が系統的に中国語を勉強するのによいとも限りません。

一冊やりきれず、次々と新しい教材に手を出していてはレベルアップは望めません。教材が適切であれば、これぞと決めた一冊を徹底的に勉強するほうが効果的です。少なくとも中国語の発音をカタカナで書いてあるような参考書は避けてください。

カフェレッスン

  • メリット
    • 講師と面と向かってレッスンできる
    • 発音や文法を正してくれる
    • 一般的にマンツーマンなのでしっかりとレッスンができる
  • デメリット
    • 講師と時間と場所を打ち合わせて、カフェまで出向かなければいけない
    • 講師の予約が取れないことがある
    • 教材は自分で用意するかフリートーク
    • レッスン料に加えて、講師のお茶代と交通費の負担が必要

カフェ中国語レッスンのマッチングサイト等で中国語講師と連絡を取り、お互いの都合の良い場所でレッスンを受ける方法です。

先生と直接会ってレッスンを受けられるので、文法や発音などの間違いを矯正してもらえます。普通は、生徒がリクエストした教材を使って勉強しますが、フリートークレッスンで会話力を高めることもできます。マンツーマンレッスンなのでじっくり教えてもらえます。

デメリットはまず講師と打ち合わせて時間と場所のアポを取り、カフェまでいかなければいけません。マンツーマンなので授業料はやや高い傾向にあります。またカフェでやる場合、講師のお茶代と交通費は生徒の側が負担します。

講師の解説が分かりやすいかどうかは、講師自身の日本語能力にかなり依存します。専門的に中国語を教える訓練を受けた講師ならまだしも、ただの大学生ということもあり、自分の希望する仕方でレッスンを提供してもらえるかは良い講師に巡り合えるかどうか次第かもしれません。優秀な講師は予約が取りにくい可能性もあります。

もし生徒の側の中国語レベルがすでに高くて、フリートーク中心のレッスンを希望するのであれば、カフェレッスンは参考書に載ってないような生きた中国語を勉強できる良い方法かもしれません。

教室でのグループレッスン

  • メリット
    • 発音の間違いなどを正してもらえる
    • 他の生徒との交流がある
    • マンツーマンレッスンに比べて時間当たりの費用が安くなることが多い
  • デメリット
    • 最初に教材やレッスンチケットの購入など、かなりの初期投資が必要なケースがある
    • 都度、事前に予約が必要なことが多い
    • レッスンチケットに有効期限が決まっていて、期限が切れるとお金が無駄になってしまう恐れがある
    • 教室まで出向かなければいけない

大手の語学教室には英語だけではなく中国語の授業も受け付けています。大手教室ならば、講師の日本語能力や中国語を教える能力は非常に高く信頼がおけます。授業のカリキュラムも整っているので、基本的に生徒のどんな中国語レベルでも対応することができます。

ほとんどの教室は講師1人に対し生徒2-4人の少人数クラスでやるので、マンツーマンの授業ではありません。そのため一回当たりのレッスン費用は、マンツーマンレッスンより安い傾向にあります。

グループレッスンの場合、一緒にいる生徒のレベルが高いとついていくのが大変で、周りの生徒のレベルが低いと内容が簡単だったり進みが遅く感じるかもしれません。

入会時に教材費やレッスンチケットを購入するので、最初の費用が高額になることがあります。レッスンチケットは一度にたくさん買う方が一回当たりの金額が安くなるのですが、有効期限内に使いきれないとせっかくのチケットが無駄になるリスクがあります。まとまったお金を準備できる人で、計画的にコツコツと学習ができ、周りに合わせるのが苦にならない人には向いているかもしれません。

海外語学留学

  • メリット
    • 実際に中国などに留学して中国語を使う環境に身を置くことができる
    • 中国語を使う機会が絶対的に多いので、最も短期間で習得できる可能性がある
    • 外国人向けの専門の中国語の授業が受けられる
  • デメリット
    • 費用が高い
    • 留学のためのスケジュールを確保しなければいけない
    • 食や生活などが合わないリスクがある

24時間中国語の環境に身を置くことほど、中国語の成長の助けになるものはありません。日本にいると中国語を使う機会は探さないとありませんが、中国にいるなら生活すべてが中国語の練習の機会となります

中国語のみならず、中国の文化や生活、中国人の考え方に直接触れられるというのも大きなメリットです。きっと日本で1年中国語を勉強するより、中国で1か月間生活した方がたくさんのことが学べるでしょう。

現地で中国語のクラスに参加するなら、言語レベルはさらに飛躍的に向上できるはずです。ただし授業は日本語ではないかもしれず、英語か中国語がある程度理解できないと大変かもしれません。

留学のデメリットは費用面が高額になることです。学校の費用に加えて宿舎代や生活費、航空券や代理店などの仲介手数料がかかります。

留学するための時間を作る必要もあります。数か月~一年単位で海外で生活できるようにスケジュールを空けなければいけません。

現地での生活になじめるかどうかも大事な部分です。食事が口に合わなかったり、現地で病気やけがをする可能性もあります。身体は元気でも、言葉の通じない外国での生活はストレスになりえます。異なる文化を受け入れるメンタリティとある程度の身体の健康が必要です。

一番のおすすめはオンラインレッスン

ここまでいろいろな中国語の勉強方法を紹介してきましたが、もしあなたがこれから中国語を始めるならオンラインでのレッスンが一番おすすめです。その理由は下のページで説明しています。